新年明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましてはつつがなく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年はコロナ禍の中、真宗寺院にとりましては最も大切な仏事であります、宗祖親鸞聖人報恩講は規模、日程、内容を一部変更し、近隣寺院のご法中のご参勤いただき無事勤修することができました。また、暫く開催が待たれていた真宗本廟奉仕団(宗祖親鸞聖人御誕生850年、立教開宗800年慶讃法要待ち受け奉仕団)もご門徒各位のご理解と参加者のご協力のもと無事実施することができました。
 今年は、昨年の事業の点検・確認等を踏まえ、ウイズコロナの状況を考慮し事業計画を立案していかなければならないと考えています。宗教離れという厳しい社会状況の中で、ご門徒皆様方と共に、お念仏のみ教えが伝わる難しさを課題とし、聞法精進してまいりたいと存じます。
 今年も気を緩めることなく、常に攻めの姿勢を忘れずに積極的に寺院の運営、事業に取り組んで参りたいと思います。今後とも、ご門徒の皆様方の更なるご理解、ご協力をお願いいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

専修寺住職 巖城孝明 2022年1月1日