当院宗祖親鸞聖人報恩講厳修 令和4年11月1日~2日
毎年11月1日2日に専修寺報恩講が行われています。
たくさんのご門徒とご法中の方々に支えられて賑々しく営まれています。
昨今のコロナ騒動のおかげで昨年と一昨年はお参りの足も遠のいてしまった気持ちもありましたが
今年は初めていらして下さった方も参加されたり、東京の方から布教使の百々海真先生にも出向していただき
少しづつ従来の盛り上がりを取り戻しつつあります。
食事や談合はなかなか難しくあることではございますが、共に飲食をして、普段感じている事柄を話し合えることは
仏教の教えでもとても大事としていることでございます。
「門徒」という事は同じ教えを聴聞する仲間という意味がございます。それは難しいことを学ぶことではなく日常の生活の中に
私の隣にもあなたがいてくださったと気づかせていただくことを教えている言葉であると感じています。
こういう時代だからこそ流行り病に左右される在り方に孤独になっていくのではなく、それでも共に生きていきたいと思える私と出会っていける世界を
開いていこうではありませんか。
日頃の定例法座・年中の法要も大事にして、来年もまた11月にお会いいたしましょう。南無阿弥陀仏。