坊守会主催「公開講演会」 令和7年5月30日

公開講演会に専修寺からご門徒の方々が参加受講しました

北海道教区第四組教化委員会坊守事業部門主催「公開講演会」が札幌別院で開催され、専修寺からご門徒4名と全坊守と坊守が参加受講しました。
開会式では四衢組長、老松教化部長よりご挨拶があり、講師の百々海 真(どどみ しん)師のご紹介が司会者からおこなわれて講演会が始まりました。

坊守会 公開講演会

講師の百々海 真(どどみ しん)師 は東京都港区芝にある 「了善寺」ご住職で「田町駅と浜松町駅の中間でJR車内から、あるいは東京モノレールの車窓からも了善寺は臨むことができます。」と自己紹介をされました。
講題の『仏の教えは家にあり』のとはすなわち生活のことであって、私たちの日々の生活の中に仏の教えがあると話されました。仏の教え、宗教は「生活+仏の教え、宗教」のようなプラスαではないと話され、次の言葉を紹介されました。

具足舎
かがねば 出入り かなわぬ 庵の戸は
高き頭を 知れの 教えぞ

具足舎は、百々海 師が了善寺前住職・現住職と二代にわたり、林先生にお育ていただいたと言われる「林暁宇(はやしぎょうう)氏が、夫婦二人暮らしの住まいを「具足舎」と名付け、訪ねてくる方の声に耳を傾け、語りあい、また聞法会も開かれたいたご自宅です。
<具足舎ならびに林氏については、了善寺ホームページ内-暁宇会 の記事より抜粋、引用させて頂きました>

講演終了後の聴講者の方からの「信心とは?」のご質問に、
「信心とは、信心は一念」 一念が私に起こる、真実が私に届くのは いっしゅんのことである、と言い切られていました。
講演会当日に来道して講演後には東京へ帰られるお忙しいスケジュールでの講演で、まだまだお話ししたい事が多々お有りになるご様子でした。