令和7年 春季永代経法要

春季永代経法要の一日目が務まりました

24日25日の二日間にわたり務まる永代経法要の一日目のお勤めが、春の日差しのなかお参りの方々と共に務まりました。

参列者の方々にはお勤めの前に献灯をしていただきました。

明後日26日からの京都本山でおこなわれる住職修習を終えて新住職となる巖城孝行が表白を述べ、仏説無量寿経を勤めました。参列者の方々の焼香、御文拝読がおこなわれました。

当院住職の巖城孝明がご法話をおこないました。

浄土真宗の門徒にとって重要な浄土三部経、浄土真宗で最も大切にされている3つの経典についてお話しをされました。浄土三部経とは「仏説無量寿経」「仏説観無量寿経」「仏説阿弥陀経」の3つを指します。これらの経典は、阿弥陀仏の本願による救済と、極楽浄土への往生について説いています。親鸞聖人の師である法然上人(浄土宗の開祖)が、浄土三部経を正依の経典とされていました。
なかでも親鸞聖人が最も大切にされていたのは「仏説無量寿経」で、「念仏往生」「他力本願」の教えの元となったお経です。
明日の法要では「仏説阿弥陀経」でお勤めがおこなわれます。