秋季彼岸会法要が執り行なわれました 令和2年9月22日

お彼岸を迎えて・・秋季彼岸会法要 勤まる

今日、仏教の諸行事の中で最も身近な行事の一つに「彼岸会」があります
彼岸とは、「到彼岸(とうひがん)」という意味です。つまり、私たちが身を置いているこの迷いの世界「此岸(しがん)」より、涅槃常楽の悟りの世界「彼岸」へ到るということが、本来の意味です
日頃の自分自身の生活を省み、仏法にご縁を結ぶということが大切なのです

当日は、納骨堂にお参りに訪れた方々も参列して下さり、焼香、お勤め、お文拝読と法要が執り行なわれました

当院若院 巖城孝行よりご法話「広大無辺際(こうだいむへんざい)」

法要後には、当院若院 巖城孝行よりご法話をいただきました
お彼岸の本来の意味、お彼岸での私たちの過ごし方のお話をして下さりました
「広大無辺際(こうだいむへんざい)」をお話のテーマにご法話下さいました
 広大・・浄土の世界は一人も漏らさない
 無辺際・・誰かを端っこに追いやることのない、一人ひとりが中心である世界
自我にとらわれ、自分が自分が・・、グループや派閥をつくって人を排除する
このような昨今の状況のなかで、いま一度日頃の自分自身の生活を省みることが大切ではないでしょうか