書道教室が開かれました 令和3年2月3日

専修寺 諦聴書道会が開かれました

1月28日と2月3日の書道教室・講座について
規定課題の「温彦博碑」、自由課題の「送劉太沖序」「光明皇后楽毅論」などの臨書を続けました。正信念佛偈の書写も続けて、添削も行われました。
また、短時間の講義として天来書院公式サイトに連載が始まった書法家・筒井茂徳先生の「古碑帖の正確な見方」を取り上げ、初回のものを印刷して音読して、理解を深めました。
筒井先生は仰います。
「書道の実技の勉強は直接的には古碑帖を臨書するほかありません」、「古典を臨書する目的はすぐれた技法を学び取ること」、「さらにはその作品の美的な精神をも吸収することです」、「そのためには古典そっくりに臨書しようと努めることが特に重要です」。
諦聴書道会で学ばせていただいている者誰もが首肯かねばならない言葉をいただいて、書の学びを続けたいという思いを新たにしましたそして、具体的には文字がどんな形をしているのかを捉え直すことによって、文字の骨格を正確につかめるように、概形について、補助線を引く、姿勢(傾き)がどうなっているかを指摘されているのを確認しました。
未消化のところもありますが、筒井先生のお言葉に留意して臨書の学習・作品製作を進めました。