春季彼岸会法要を勤めました 令和3年3月20日

春のお彼岸参り

法要当日は日差しはありましたが肌寒いなか、納骨堂へ多数の方々がお参りに来ておられました
午前11時より本堂において春季彼岸会法要を厳修いたしました
納骨堂へお参りに来られた方々も参列して下さり、お勤め、焼香、御文を拝聴し、ご法話をいただきました

此岸から彼岸へ

輪番を勤めている帯広別院の彼岸会法要のため住職が不在のため、副住職の巖城孝信が住職に代わりご法話をおこないました
ご法話は最初に自己紹介から始まり、僧侶になるつもりがなかった自分が、住職である父から掛けられた言葉により僧侶になる道を歩み始め、現在にいたっているとお話しされました

彼岸会法要のご法話ということで「彼岸」とは何であるのかをお話しされ
「此岸は私たちの住んでいる世界の事で、欲や煩悩にまみれた世界。彼岸は人々が欲や煩悩から解放された世界」「迷いの此岸から悟りの彼岸に至る法会が彼岸会法要」「仏説観無量寿経の王妃・韋提希(いだいけ)の物語」「日想観(日が沈むすがたを観じて、極楽浄土を観想する)、浄土を感じることなくキラキラして綺麗だとしか見れない私」についてご法話して下さりました