婦人会定例法話会 開かれる 令和4年4月10日

毎月10日に開かれています「婦人会定例法話会」がコロナ感染禍の状況でなかなか出来ずにいた、布教使の方を招いての法話会が開かれました。

ご法話をして下さったのは、金光 朋充 師(厚真町 正楽寺 ご住職)です。
平成30年(2018年)の「北海道胆振東部地震」で震度7の激震により甚大な被害をうけたお寺の様子、大正2年に創建されたお寺の歴史についてお話しして下さいました。9月6日から8日にとり行われる正楽寺報恩講の当日の、まさに9月6日深夜に地震に見舞われた時のお気持ち、お寺の様子をお話しして下さいました。「本堂と渡り廊下が60センチ離れていた」「本堂全体が基礎石から完全にずれ落ちていた」「報恩講のお飾りが崩れ落ちていた」と当時のお寺の様子をお話しされました。

お寺の修復が終わり、昨年に落慶法要を無事勤めることができましたが、復興にあたりたくさんの方々からのご支援をいただき力づけられた事、特にご門徒の方たちのお力よる手助け「檀家さんは農家の方が多いのですが、自分の家が被災してるのに数日でお寺に来られ、傾いたホームタンクを農機で直してくれました」とお話をして下さいました。
この度の震災により、「お念仏が頑張る力、生きる糧」「私のなかにお念仏が本当の念仏となっていないのではないか」「自是他非[自分が是(ぜ・ただしい)で相手が非(ひ・正しくない)]は私たちの体質になっている」「自分の判断を優先していては信心にはならない」「自力の心を捨つ を聞いていくことが大事」仏智を信じて念仏してください、とご法話をしてくださいました。


金光 朋充 師と正楽寺について、ホームページ『ATSUMA-NOTE(あつまのおと)開拓民の心の拠り所。地域とともに120年の歴史を刻む厚真山正樂寺』に記事が掲載されています。

ATSUMA-NOTE(あつまのおと)

開拓民の心の拠り所。             
地域とともに120年の歴史を刻む厚真山正樂寺


https://atsuma-note.jp/shorakuji/