定例学習会が開かれました 令和2年10月15日
今年度最後の定例学習会が終了
今年度最後の定例学習会が、当院副住職 巖城孝信が講師となり開かれました
今年度の学習会のテーマである正信偈の中の4句についてお話されました
「正信偈」は、大きく三つの段落に分けられます。第一の段落は「総讃」、第二が「依 経段」、第三が「依釈段」といわれています
今日取り上げている4句はいわば、「依経段」の結びに当たる部分です
「邪 見 憍 慢 悪 衆 生」「難 中 之 難 無 過 斯」
この2行のなかの「邪見」「憍慢」「難」について詳しくお話をしてくださり
邪見とは・・仏法、本願を疑うひと
憍慢とは・・おれがおれが と、周りが見えなくなるひと
難とは・・本願を疑う私を、本願をとおして教えられる。本願を疑う私に出遭っていく ことの困難中の困難。いましめ(戒め)の意味も含まれている
1時間余りの学習会の締めくくりに
「本願を疑う私に出遭っていくには、仏法にふれていく、そして聞法し続けていくことが必要なのです」
とお話され学習会は終了となりました