婦人会定例法話会が開催されました 令和3年3月10日
法話会に先立ち、北原法務員と共に正信偈でのお勤めを受講者全員でおこないました。お勤め後には御文の拝読が北原法務員により行われました
法話は巖城孝明 住職へ変更なり、ご法話がありました
現在のコロナ禍の状況で様々な事に変化が生じてきていると感じる、とお話しされ
私が法話使として稚内のお寺にいった時に「札幌の専修寺の住職です」とご挨拶すると、聴聞されている方々に警戒感が生じます。「今は輪番をしております帯広からまいりました」とご挨拶するとご安心されます。報恩講や法要行事でお斎(おとき/仏事後の食事のこと)が出来なくなった。葬儀や法事でも同じく、皆で一緒に会食することがなく、お弁当をお持ち帰りするようになった。大きな斎場から小さな斎場、小さなお葬式と変化してしてきている
予測のできないさまざまな課題を抱える現代において、宗教は、仏教はなにを願っているのか・・・
仏教の願い
正信偈の中のお言葉より、煩悩(自分がかわいい、自分が自分がを優先する我欲の心)を断つことが出来ない自分に気づき、深い悲しみとなったとき、違った世界がひらけて来る。「一人ひとりが尊いいのちを生きていることに目覚め、共に生活する人となる」、共に生きる世界が来るとお話しされました
「御伝鈔上巻・第六段 信行両座(しんぎょうりょうざ)念仏で往生するのか?信心で往生するのか?」「歎異抄 第7章 念仏者は無碍の一道,信心の行者」についてのお話をされました